納得していただく獣医療を提供するために
大切に考えていることがあります。
再生医療は新世代の治療法として近年注目されているもので、従来の治療法では効果が表れないケースや副作用が強くて治療を断念せざるを得なくなったときなど、この再生医療が有効な場合があります。
人間の医療では数年前から実用化されているもので、獣医療でも新しい治療法として世界中で研究されているものです。
(出展:動物再生医療技術研究組合ホームページ)
再生医療はさまざまな病気への有効性が期待されています。
末期の腎不全など、治療方法がないと諦めていた方にこそ知って欲しい医療で、最後の砦とも言える治療法です。
再生医療は入院させることもなく、麻酔も必要ありません。
半日程度、お預かりして点滴で薬剤を投与するだけなので負担が少なく動物にやさしい治療法です。
①慢性腎臓病のソラちゃん
(仮名・MIX猫 11才)
末期の腎不全で食事をまったく食べなくなったソラちゃん。再生医療を施したところ食欲が改善しました。
尚、血液検査での腎臓の数値は改善しませんでしたが、生活の質(QOL)が改善したことで飼い主さんは喜んでくださいました。
②慢性腎臓病のウミちゃん
(仮名・MIX猫 15才)
血液検査で腎臓の数値が著しく悪化していて、吐血など尿毒症に伴う症状が出ていました。
再生医療によって腎臓の数値の顕著な改善が認められ、元気と食欲も改善しました。
③椎間板ヘルニアのトムくん
(仮名・ミニチュアシュナウザー 19才)
高齢のため外科手術は厳しいと判断をして再生医療を選択されました。
足の麻痺の改善はありませんでしたが、活動性が上がり生活の質(QOL)が向上したと飼い主さんは喜んでくださいました。
(2023.3月現在)
この再生医療は一般治療において効果や改善が見られない一定の疾患を対象に、免疫のバランスを調整したり、炎症を抑えることで状態の改善を期待する治療法です。
やはり「最後の砦の治療法」ということもあり、検査数値はなかなか良い結果にならないことがありますが、総じて元気や食欲の回復がみられ生活の質(QOL)が向上することが多いと実感しています。
なお、再生医療は輸血と同じように臓器移植の一つというとらえ方が出来ます。
そういった点から副作用はゼロではありません。
しかし高齢動物にも適応できることは大きなメリットであり、比較的安全性の高い治療法と考えます。
愛犬愛猫にしてあげられる「最後の治療」として、再生医療にご興味がありましたらお気軽にご相談ください。
取り組む再生医療
再生医療は新世代の治療法として近年注目されているもので、従来の治療法では効果が表れないケースや副作用が強くて治療を断念せざるを得なくなったときなど、この再生医療が有効な場合があります。
人間の医療では数年前から実用化されているもので、獣医療でも新しい治療法として世界中で研究されているものです。
(出展:動物再生医療技術研究組合ホームページ)
再生医療はさまざまな病気への有効性が期待されています。
末期の腎不全など、治療方法がないと諦めていた方にこそ知って欲しい医療で、最後の砦とも言える治療法です。
再生医療は入院させることもなく、麻酔も必要ありません。
半日程度、お預かりして点滴で薬剤を投与するだけなので負担が少なく動物にやさしい治療法です。
※写真はイメージです
①慢性腎臓病のソラちゃん
(仮名・MIX猫 11才)
末期の腎不全で食事をまったく食べなくなったソラちゃん。再生医療を施したところ食欲が改善しました。
尚、血液検査での腎臓の数値は改善しませんでしたが、生活の質(QOL)が改善したことで飼い主さんは喜んでくださいました。
②慢性腎臓病のウミちゃん
(仮名・MIX猫 15才)
血液検査で腎臓の数値が著しく悪化していて、吐血など尿毒症に伴う症状が出ていました。
再生医療によって腎臓の数値の顕著な改善が認められ、元気と食欲も改善しました。
③椎間板ヘルニアのトムくん
(仮名・ミニチュアシュナウザー 19才)
高齢のため外科手術は厳しいと判断をして再生医療を選択されました。
足の麻痺の改善はありませんでしたが、活動性が上がり生活の質(QOL)が向上したと飼い主さんは喜んでくださいました。
その他これまで当院では、犬の慢性腸症を1症例、猫の慢性腎臓病を4症例、そして同じく猫の免疫介在性溶血性貧血を1症例、再生医療で治療してきました。(2023.3月現在)
この再生医療は一般治療において効果や改善が見られない一定の疾患を対象に、免疫のバランスを調整したり、炎症を抑えることで状態の改善を期待する治療法です。
やはり「最後の砦の治療法」ということもあり、検査数値はなかなか良い結果にならないことがありますが、総じて元気や食欲の回復がみられ生活の質(QOL)が向上することが多いと実感しています。
なお、再生医療は輸血と同じように臓器移植の一つというとらえ方が出来ます。
そういった点から副作用はゼロではありません。
しかし高齢動物にも適応できることは大きなメリットであり、比較的安全性の高い治療法と考えます。
愛犬愛猫にしてあげられる「最後の治療」として、再生医療にご興味がありましたらお気軽にご相談ください。
納得していただく
獣医療を提供するために
大切に考えていることがあります。