納得していただく獣医療を提供するために
大切に考えていることがあります。
消化管内視鏡は、私たちが胃の検査をするときに使う「胃カメラ」のようなもの。
胃潰瘍、腸炎、胃がんなどを診断するために使用します。
喉から内視鏡を入れた際、食道や胃の中を傷つけないよう全体が柔らかいチューブ状になっていて、先端ではカメラで撮影したり、鉗子(ピンセット)で細胞の一部を採取することができます。
人間の胃カメラの場合は、喉に局所麻酔をかけるのが一般的ですが、犬猫の場合は全身麻酔をかけて行います。
例えば薬でなかなか改善しない食欲不振や嘔吐、下痢などの慢性疾患は、血液検査、エコー、レントゲンなどの検査をしても原因が特定できないことがあります。
そういったケースは内視鏡検査をすることによって診断を導きだせることがあるのです。
内視鏡を使えば胃や腸の粘膜を直接カメラで確認することができ、また異常と思われる部分を鉗子(ピンセット)で一部採取して病理検査に出すことができます。
病理検査は専門医が顕微鏡で診断するもので、多少日数はかかりますが、より正確な病気の診断ができるメリットがあります。
病理検査で病気を確実に診断することができれば、より正確な治療プランを立てることができます。
内視鏡検査は全身麻酔が必要ですが、体の負担はさほど大きくないため、ほとんどの場合は検査の当日もしくは翌日に退院することができます。
おもちゃなどの異物を誤って飲み込んでしまったとき、内視鏡を使えば開腹手術をせずに胃の中から取り出すことができます。
開腹手術では皮膚や胃を切るため、4~5日間の入院が必要になりますが、消化管内視鏡で処置をした場合は、犬猫の体の負担が最小限で済むので当日もしくは翌日に退院ができます。
尚、誤食した異物の大きさや素材・形・飲み込んだ場所によっては消化管内視鏡では取り出せないことがあります。
いずれにせよ、異物を誤食した場合は早めに当院へご相談してください。
誤食したすぐは体調に変化が見られない場合でも、時間が経過すると突然容態が悪くなることがあります。
優しい医療
消化管内視鏡は、私たちが胃の検査をするときに使う「胃カメラ」のようなもの。
胃潰瘍、腸炎、胃がんなどを診断するために使用します。
喉から内視鏡を入れた際、食道や胃の中を傷つけないよう全体が柔らかいチューブ状になっていて、先端ではカメラで撮影したり、鉗子(ピンセット)で細胞の一部を採取することができます。
人間の胃カメラの場合は、喉に局所麻酔をかけるのが一般的ですが、犬猫の場合は全身麻酔をかけて行います。
例えば薬でなかなか改善しない食欲不振や嘔吐、下痢などの慢性疾患は、血液検査、エコー、レントゲンなどの検査をしても原因が特定できないことがあります。
そういったケースは内視鏡検査をすることによって診断を導きだせることがあるのです。
内視鏡を使えば胃や腸の粘膜を直接カメラで確認することができ、また異常と思われる部分を鉗子(ピンセット)で一部採取して病理検査に出すことができます。
病理検査は専門医が顕微鏡で診断するもので、多少日数はかかりますが、より正確な病気の診断ができるメリットがあります。
病理検査で病気を確実に診断することができれば、より正確な治療プランを立てることができます。
退院が可能
内視鏡検査は全身麻酔が必要ですが、体の負担はさほど大きくないため、ほとんどの場合は検査の当日もしくは翌日に退院することができます。
おもちゃなどの異物を誤って飲み込んでしまったとき、内視鏡を使えば開腹手術をせずに胃の中から取り出すことができます。
いずれにせよ、異物を誤食した場合は早めに当院へご相談してください。
誤食したすぐは体調に変化が見られない場合でも、時間が経過すると突然容態が悪くなることがあります。
納得していただく
獣医療を提供するために
大切に考えていることがあります。